デオ710形
経営合理化のためのワンマン運転・ATS導入・冷房サービスの提供のため、1987年に登場した車両です。
両運転台構造の制御電動車となっています。
2編成が在籍し、711号車は「山をイメージした緑」、712号車は「もみじをイメージした赤」となっています。 |
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711号車 撮影地:出町柳〜元田中間
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712号車 撮影地:出町柳〜元田中間
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デオ720形
1987年に登場した車両です。
当初は「吊り掛け駆動方式」でしたが、2002年から京阪1900系の廃車部品を再利用して「カルダン駆動方式」に改良し、台車も空気バネ台車となりました。
4両が在籍し、721号車は「「山をイメージした緑」、724号車は「川をイメージした青」となっています。
722号車・723号車はリニューアル工事を実施し、インテリア更新・車いす、ベビーカースペースの設置を行いました。
外観は722号車が「沿線の神社仏閣をイメージし朱色」、723号車は「水が豊かで山紫水明の池である洛北の自然を表現した青色」としています。
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711号車 撮影地:出町柳〜元田中間
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724号車 撮影地:元田中〜茶山間
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722号車 撮影地:元田中〜茶山間
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723号車 撮影地:元田中〜茶山間
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デオ730形
1988年に登場した車両です。
2編成が在籍し、731号車は叡山本線開業90周年を記念して開業当時の「デナ1型」をイメージした「ノスタルジック731」として運行されています。
732号車は観光列車「ひえい」に改造されました。
「ひえい」は比叡山・琵琶湖を周遊する観光ルートの活性化の一環として2018年に登場し、「比叡山」と「鞍馬山」の持つ荘厳で神聖な空気感や深淵な歴史、木漏れ日や静寂な空間から感じる大地の気やパワーなど、「神秘的な雰囲気」や「時空を超えたダイナミズム」といったイメージを「楕円」というモチーフで表現しています。正面に大きな楕円形のリングが設けられ、前照灯は窓の上下に1つずつ、尾灯は窓の下に楕円のリングに沿ってLEDライトが配置されています。側窓は楕円形の固定窓となり、車体中央部には大型窓が設けられています。車体外部は深緑色に塗装され、比叡山の山霧をイメージした金色のストライプが窓下に入っています。 |
722号車 撮影地:出町柳〜元田中間
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723号車「ひえい」 撮影地:元田中〜茶山間
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デオ800形
京阪電鉄鴨東線開業により急増した旅客に対応する輸送力増強と旧型車両の置き換えのために1990年に登場した車両です。
2両編成が在籍し、叡山電鉄で初めて片運転台構造と2両永久連結を採用しました。
801-851号車編成は「山並みをイメージした緑」、802-852号車編成は「鞍馬の雲珠桜をイメージしたピンク」となっています。
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801-851号車 撮影地:出町柳〜元田中
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802-852号車 撮影地:出町柳〜元田中
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デオ810形
1993年に登場した車両です。
3両編成が在籍し、811-812号車編成は「柳をイメージした黄緑」、813-814号車編成は「貴船・鞍馬の山藤をイメージした紫」となっています。
815-816号車編成は外観に沿線の草木や動物を描いたデザイン電車「こもれび」として運転されています。車内では写真展や絵画展等を行っています。
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811-812号車 撮影地:元田中〜茶山間
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813-814号車 撮影地:元田中〜茶山間
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815-816号車 撮影地:出町柳〜元田中
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デオ900系
デオ900系は平成9年に登場した車両で「きらら」と言う愛称で呼ばれています。
天井近くまで広がっている大形の窓硝子やクロスシートや窓向きのシートなどさまざまな特徴がある車両です。
塗装はメープルオレンジ(左写真)とメープルレッド(右写真)の2種類があります。左下写真は「鞍馬線開通90周年事業」で登場した新緑の爽やかなもみじをイメージした「メープルグリーン」塗装です。
2019年3月21日から2020年12月頃まで「青もみじきらら」として運行しています。 |
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撮影地:貴船口駅付近
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撮影地:貴船口駅付近
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撮影地:出町柳〜元田中
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