更新日:2023年8月1日(リニューアル完了)
公開写真数:11枚
 
■概要・車両
和歌山〜貴志間を結んでいる鉄道です。
当初は南海が運営していましたが、2006年4月から岡山電気軌道の子会社となりました。
車両は2270系が活躍しています。

これは老朽化した1201形を置き換えてワンマン化と冷房化を行うため、南海電気鉄道22000系を1995年に貴志川線向けに改造(車体更新)したものです。
現在6編成が在籍しています。
■各編成紹介
2271F編成・・・いちご電車(第1弾)
2006年から運行を開始したリニューアル車の第1弾です。
貴志駅周辺の特産品であるイチゴをモチーフに、白地に赤をアクセントとしたデザインとなっていて、車内外にイチゴを車両の正面に見立てたシンボルマークや「苺」の漢字をアレンジしたシンボルマークが描かれています
。車内にはシートにイチゴの柄が多数あしらわれており、床などには様々な種類の木材が使用されています。
撮影地:神前〜日前宮間
撮影地:神前駅付近
2272F編成・・・「おかでんチャギントン」ラッピング電車
親会社である岡山電気軌道で運行されている「おかでんチャギントンリアル電車・ウィルソン/ブルースター号」のPRとして登場しました。
2018年から運行を開始しています。
  
 南海塗装時代 撮影地:伊太祈曽駅
 
2273F編成・・・うめ星電車
貴志川線開業100周年と和歌山電鐵10周年を記念して2016年から運行を開始しています。
和歌山県特産の南高梅から作られる「梅干し」をモチーフに、外観は深紅、内装は梅模様の座席、窓に障子をあしらうなど和装の装いになっています。
 
  撮影地:神前駅付近
撮影地:和歌山駅
2274F編成・・・動物愛護電車
日本動物愛護協会と和歌山電鐵による広告ラッピング電車で2018年から運行を開始しています。
撮影地:神前駅付近
 
2275F編成・・・たま電車
2009年から運行を開始したリニューアル車の第3弾です。
全体に101匹の猫の駅長たまのマスコットキャラクターが貼られており、肉球の足跡模様や「たま電車」「TAMA」のロゴが入っています。前面中央にはたまのイラスト入り真鍮プレートが配され、左右に猫のヒゲをモチーフにした線が入っています。

2705の北側連結面寄りには動物の本を開架する「たま文庫」の本棚が設置されています。
  
撮影地:神前駅付近
撮影地:神前駅付近
2276F編成・・・たま電車ミュージアム号
おもちゃ電車から改造し、2021年から運行を開始したリニューアル車の第5弾です。
コンセプトは「いまだかつてないネコ電車」。
外観は黒を基調とし、車内は初代たまがニタマ、よんたま、沢山のファンや子供たちに囲まれて
棲んでいる家という想定で、床から天井までネコ尽くしになっています。
この編成は2007年〜2021年までは「おもちゃ電車」として運行をしていたリニューアル車の第2弾です。
おもちゃ箱や子供部屋をモチーフにしたデザインとなっており、赤い車体には[OMODEN]のロゴが配置されています。連結面付近にはギャラリーが設けられ、様々な種類の玩具やフィギュア、プラモデルなどが飾られていました。
撮影地:神前駅付近
撮影地:神前駅付近
  おもちゃ電車時代 撮影地:不明
 



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